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町方町・通横町第一地区
市街地再開発組合

写真は昭和40年代の町方町通横町、アーケード名店街の様子

About

​町方町の変遷

 沼津は江戸時代に水野忠友が沼津城に入城し、町は5万石の城下町となる。

幕末期までには、現在の市街地の骨格がほぼ完成されている。明治時代沼津城が棄却され、市街地一帯が再び町人町となった。
鉄道が敷設され、現在の上土通りが停車場へ向かって旧城内を貫いている。

大火により灰塵に帰した後、区画整理によって町方町を貫通する本通りが整備される。

以来、江戸時代から明治末期まで栄えてきた本町に代わって沼津で一番の繁華街となる。

 昭和の戦災復興が進められる中、当時全国に展開された都市不燃化運動の先駆けとして、沼津本通防火建築帯が華々しく誕生した。

昭和28年12月20日「全国アーケード建築に一大エポックを画する初めての試み」と報ぜられ、沼津本通防火建築帯が完成した。
有階アーケードとされる特殊な形態の建築が実現したのは、戦災復興区画整理による幅員20m の都市計画道路の整備が難航する中、

既存百貨店が道路幅員はそのままに建物の1階部分を削って歩道としたことに、周囲の住民が同調したことによる。
建設省(国土交通省)では都市計画道路の縮小変更という異例の決定を下し、歩道上に専有する建築を許可する代わりに、美観地区の設定などを求めた。これに応え、住民は共同住宅建築組合を結成して建築協定を締結する。

当時既に建築協定の前例はあったが、建築の構造などにまで触れる協定の事例は無い中で、

1)各階の高さ 2)全面の柱の間隔など、9 項目が協定された。
沼津市も美観地区の指定と公共歩廊用通路の指定などで協力し、美観地区条例では本通の美観を維持するため美観地区内における建築物の敷地、構造又は建築設備に関し、美観の保護のため必要な制限を附加するとして、

1)共同建築の間口の最低限度 2)階数の最低限度など、7 項目の制限を設けた。


 建築設計には建築家池辺陽と研究室の面々が、モダニズムの合理性の下、店舗と住宅の混在を近代的方法で解決すべく取り組んだ。

建設当時にあって電話線の地中化やガラスサッシュのファサード、照明や屑箱に至るまで統一されたデザインがいかにセンセーショナルなものであったかは創造に難くない。防火建築帯は昭和29年に完成、昭和20年から今日まで商都沼津の発祥地として商いを育んできた。 

その後昭和50年ころから商店街振興会の販促活動として、毎月1日に「ついたち市」を開催し現在にいたっている。
 最近ではこの「ついたち市」に併せて「朝イチ」を開催し、周辺の農産物や海産物をはじめとする地場産品の生産者が参加するマーケットイベントは中心市街地にあって多くの来客を集め賑わいを呼んでいる。

 時代は繁栄の戦後昭和から経済停滞・下降の平成・令和へ続くなか、沼津中心商店街全体が急速に下降線を辿っていく。

また近年の度重なる自然災害を目の当たりに重ねるうち、平成19年から建物の老朽化や災害対策・耐震建築等の検討を行い、地権者・商業者・住民が一丸となって次世代につなぐ「新しいまちづくり」に向けて活動が推進されている。

Agenda

​まちづくり計画の歩み

・昭和29年 日本初の公共歩廊を擁する景観に配慮された共同建築様式の商店街として誕生

・平成18年 まちづくりの検討を開始

・平成21年 将来のエリアマネジメントを担う「㈱LSC沼津みなみ」設立

・平成22年 LSC沼津みなみ地区市街地再開発準備組合設立

・平成24年 基本計画調査を実施  

・平成26年 再開発事業・地区計画・景観地区の都市計画を提案

・平成27年 再開発事業・地区計画・景観地区の都市計画が決定

・平成27~28年 基本設計を実施

・平成30年3月12日 前倒し組合設立

・令和4年2月15日 施行区域(=現施行区域)変更認可

・令和5年3月24日 事業計画認可

・令和6年3月(予定) 権利変換計画認可

・令和7年2月~令和9年8月(予定) 施設建築物新築工事

​・令和10年(予定) 事業完了

施工地区位置図

施行地区

施行地区位置図

施工地区
Sponsors

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街づくりの方針

​街の機能を分散から集約へ

①地域に密着した沼津型ライフスタイルセンターの創造  

・モノの消費だけでなく、地域の住民が心地よく過ごせることを価値とする新しいタイプの商店街、

 沼津型ライフスタイルセンターを創造する。

・新しい暮らし方を楽しめる高感度な住民を迎え入れ、住民のニーズに柔軟に対応した上質で新しい

 ライフスタイルを提案することで、訪れたくなる、住みたくなる魅力的な街へと再生する。  

②メインストリートを中心とした地域コミュニティの再生  

・アーケード名店街のメインストリートは、イベントの舞台として、賑わいの中心として、

 日常生活の場として、昔も、今も、これからも、街のアイデンティティであり続ける。  

・街の再生にあわせて「住」「職」「遊」「学」「憩」など、さまざまな都市活動をこのメインストリート

 に復活させることで活力ある地域コミュニティを再生し、人と街の絆と いった市民社会資本〈ソーシャル

 キャピタル〉を醸成する。  

③地域資源を活用した人が集い・街が賑わい・地域経済が潤う好循環の仕組み  

・豊富な地域資源(人、モノ、コト)を活用し地産地消に拘ったローカルプロデュースや、倫理的・道徳的

 な消費を志向するエシカル消費など、地域の人による、地域ならではのライフスタイルを提案すること

 で、人が集い、街が賑わい、地域経済が潤う好循環の仕組みを構築。

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